ＹｏｕＴｕｂｅで実写版「黒執事」を観た。悪魔で執事のセバスチャンを演じるのはあの水嶋ヒロ
幻蜂清玄（げんぽう・きよはる）を演じるのはごり押し女優剛力彩芽だ。因みにげんぽう・きよはるは原作、アニメではセバスチャンの主シエル・ファントム・ファイブ
いきなりだが観た感想を言えば以外と面白かった。
水嶋ヒロは悪魔のセバスチャンを怪しげに且格好良く
演じていた。さすが元仮面ライダーだけあってアクションシーンも見ごたえ充分
感じがした。
彼女は元々ボーイッシュな感じのする女優なので
この役は意外とハマったのかもしれない。
演技が下手だとネット上では散々言われているけれど
実際に観た感じはちゃんと役になりきっていたし
演技もヘタとは言えないレベル。
本田翼もそうだけど観ている人は
どう言う風に観ればそう思えるのだろうか？
あたしレベルの目線では役者の演技レベルなんて
語れないかもしれないけど実際に観て違和感を
感じないレベルではないことは断言できる。
他の役者も中々に豪華で清玄の母親の妹で
今作のラスボスには優香が報われなかった想いと
悔しさをしっかり表現していた。メイドのリンは普段セバスチャンも殺意を覚える程のドジっ子娘・・・なんだが
実はマジでびっくりする展開が用意されていた。
演じる山本美月はドジっ子と戦隊ヒロイン並みの躍動感溢れる演技は観る者を驚かされるに十分な出来だ。
ホラン千秋志垣太郎や峰岸五郎なんかも出演して
作品に厚みを添えていた。
物語は原作やアニメで描かれている時代から数世代経った現在に似た世界で起こる薬物がらみの事件
それを女王陛下の番犬である清玄とセバスチャンが
解決する。
なんとこの世界は西と東で分かれ西側は女王陛下が
支配しているのだ。
場所もイギリスではなく日本（たぶん）だし
まあこんな風に原作やアニメが好きな人ほど
程怒り心頭な作りになっているが心頭滅却すれば
火もまた涼しの例えがあるように
一周すれば意外と面白く観られる作品なのでは
ないだろうか。
あたしも原作は見ていないけどアニメは好きで１期２期とも観ていたので
実際に観るまでは実写版デビルマン並のクソ！
映画なんだと思って観視聴だったけど
観てみたらなんか意外と
面白くていい意味での肩透かしを食らっちゃった。
まあただで観られたと言う問題はあるにしても・・・
おしまい
