nekozamuraimk2’s diary

猫姫の日々の日常で起こったことを書いています

文才のない猫姫が語る映画やドラマの感想

劇場版「キングダム」を観た。この手の漫画やアニメを元作にして作られた実写版って面白いって作品は少ない

更にキングダムは広大な中国の戦国時代を

描いた壮大な物語でもある。いくら特撮を駆使したとしても漫画やアニメで描かれていた迫力ある映像は

正直無理じゃない?そんな半分諦めの気持ちもあって

でもネットの評価は意外と良いのでBlu-ray版を

借りて観たんだけどこれがマジ鳥肌ものの出来だった。

広大な草原で繰り広げられる強者たちの戦いは

これが邦画だと思えないほどの迫力が観る者の

ハートをゆさぶる。

中国ロケと巨大なセットの建築に日本を代表する

スタッフが終結したからこそかつてないスケールと完成度に仕上がったのだろう。今作の監督は図書館戦争やガンズィーと言った迷作を作るかと思えば

アイアム・ヒーローのような傑作を作る監督だ。

今回のキングダムは三振かホームランかと言えば

ホームラン級の傑作に仕上がった。またこの監督はアクションにも定評があるようで役者達のスピード感溢れる

殺陣とがむしゃらに剣を振るう主人公溢れる躍動感と

共に描いていた。主役を演じる若手俳優山崎賢人

吉沢亮が繰り広げる剣の技はマジで観る者を圧倒する

出来だった。物語はアニメとほぼ同じと言って良いけれど血と肉を持った人間が演じる物語は原作やアニメを凌駕していると言っても過言ではないだろう。

他にも若き王をクールな中にも熱い志を持つ

えいせいには吉沢亮が演じ

彼を補佐する昌文君には高島政宏がアニメとは

いい意味でまた違った感じで存在感を高めてた。

後に軍師となる少女には橋本環奈

そして山の民の長は長澤まさみだ。

クーデターを起こし国を乗っ取ろうと画策する

せいえいの弟せいきょうには本郷奏多が狂気と残忍さを

上手に演じその腹心の部下けいけつには石橋蓮司が卑怯な文官を見事に演じていた。

王弟の部下の将軍には宇梶剛士

そして凄腕の剣豪は坂口拓だ。

そして秦国の大将軍王騎は大沢たかお

出番は少ないながら存在感たっぷりに演じている。

これだけのメンツを集めるのはさぞかし苦労しただろうしみんな怪我を覚悟で必死に演じているんだから

面白くないはずがない。

物語は至ってシンプルに作られている。

最下層から大将軍になることを夢見その為にがむしゃらに突き進む二人の若者と500年の長きに

及ぶ戦乱の世を平定しようと努力する若き王との友情と

努力と野望を描いている。

これってマジジャンプじゃん上映時間2時間越えの長い尺の作品ながら圧倒的なスケールで紡がれるドラマに

時間を忘れてしまった。もしまだ観ていない人が居れば

迷わずおススメする。あたしは準新作=250円で観たけど充分に元は取らせてもらいました。

ギドラさんがBlu-ray版を買ったそうだけど

こんなすごい映画だったら納得だわ。

しかもこれは序章に過ぎずこれから続きが作られると

言うのは嬉しい誤算だろう。

 

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時間を忘れて観てしまったΣ(・ω・ノ)ノ!

 

 

おしまい