父親の後を継ぐべく厳しい寿司職人の道を
選んだ物語の主人公柳葉俊の物語。
巷に溢れる食テロドラマの中にあって食べる行為を
主に置くのではなく寿司を握る寿司職人を主眼にした物語。なので食べるシーンそのものは
それ程多くはないが、江戸前寿司の起源や素材としての
魚介類の種類や由来、食べ方を三遊亭小遊三が軽妙に語っているて1話ではゲストそれ以降には
語り部として出演している。
そんなところが食べることをメインに作った
「孤独のグルメ」との決定的な違いと言えるだろう。
主人公柳葉俊は色んな失敗へて成長し
頑固だが人を思いやる昔気質の職人の父とそんな父を
許せず違う道を選んだ長男。
壊れそうな家族の事を案じる長女とそれぞれが
相手を思うやりながらもすれ違う物語は
良い意味で緊張感を生む。
因みだがに子供たちは別々の仕事に就いたが
なぜか食品関連の会社に就職していた。
長男は食品総合メーカー長女はグルメ雑誌のライター
そんな家族の周りには頑固おやじや気の良いホステスの
ママやちょっと上から目線のマネージャーと
個性豊かな面々が時に優しく時に厳しく旬を鍛えている。
まあ結果的にだけどねw
出演者は旬が須賀健太
父は渡辺裕之、娘は佐藤令だ。
佐藤令は知らなかった。
まあその分フレッシュな気分でドラマを観られるので
これはこれで良いのかもね。
ドラマ「江戸前の旬」はSeason2も
昨年の秋から放送されたので機会があれば地上波でも
放送してくれないかな~
おいまい