nekozamuraimk2’s diary

猫姫の日々の日常で起こったことを書いています

文才のない猫姫が語る映画やドラマの感想

実写版「NEXT・GENERATION機動警察

パトレイバー首都決戦」を観た

時系列的にはアニメの劇場版「機動警察パトレイバー2」の正統な続編って言うか後日談的な内容だった

最初の方は数十年前に柘植が起こしたテロ事件の概要が

手短に語られる程度で

それ以降はアニメの方の機動警察パトレイバー2の

実写化あるいは焼き直し?みたいな感じ

もちろん今回のテロリストはアニメのレイバーではなく

陸自から強奪したステルス戦闘ヘリだし

パトレイバー

活躍も短い時間ながら描かれていた

出演者もラストだけあって豪華な布陣だ

後藤田を体よく利用するやり手公安外事第三課の

警部、高畑役は高島礼子だし

テロリストの首謀者小野寺は吉田鋼太郎

謎の天才ヘリパイロット灰原澪を森カンナ

ミステリアスな雰囲気を見事に演じている

どの演者も曲者って感じが出ていて良い意味での

緊張感が画面から漂っているのは良し!

ただしそこは悲しいかな邦画

少ない予算なのもあって特撮がしょぼくはないんだけど

スケール感が小さい小さい

レーダーに映らないのではなく目視でも確認できない

ステルス戦闘ヘリなんだけど映画では特にその特性を

生かした描写が殆ど観られない

それを補うようにか演者達の語りが多いのが気にかかる

アクションもパトロールレイバー中隊がテロリストの

基地を襲撃するシーンが一か所ぐらいしかなかった

まあカーシャのアクションシーンは良い感じだったけど

特撮は戦闘ヘリが特車二課、東京都庁、警視庁のビルを

破壊し陸自の戦闘ヘリとのバトルがちょっとだけ

描かれている程度

見えない戦闘ヘリに苦戦し2機いる内の一機が

撃ち落されたらしっぽを撒いて逃げちゃった・・・

いやいやここはもう少し頑張って陸自の誇りを見せて

欲しかったよ~マジで

まあそれやったら予算を圧迫しちゃうから

押井監督としても出来なかったのは想像に難くないけどね

破壊されたレインボーブリッジでの最終決戦は

一様見応えはあったけどステルス戦闘ヘリグレイゴーストとパトレイバーとの戦いはなんかあっさりし過ぎていて

ちょっと興ざめかな~

あと、あれだけの高さがあるレインボーブリッジから

落ちたらレイバーと言えどもあ搭乗者は無事じゃ

済まないんじゃない?

天才パイロット灰原にしてもテロの首謀者小野寺にしてもなんか扱いが雑なのはなぜ?もしかして尺の問題?

そもそも柘植の新派達は何をしたかったのかが分からないアニメパトレバー2と同じことをしても

面白くは感じられないと思うんだけど

ならいっその事実写版パトレイバー2として作った方が

まだマシだと思う

色々突っ込みどころは一杯あるけどパトレイバー

好きで実写でなきゃイヤだって人なら

観る価値はあるんじゃない^^

 

f:id:nekozamuraimk2:20200601190053j:plain

予算が潤沢になればな~

 

 

お終い