1989年に漫画とメディアミックスする形で
OVA化され2度の映画化をへてテレビアニメ化も
され最後に実写化された
「THE NEXT GENERATON・パトレイバー」の
第1章から~4章まで観てみた
1章と2章は2話で3章から3話分の物語がありそれ
ぞれにサブタイトルが付けられている
1章から7章は劇場公開されたものの映画と言うより
ドラマよりに作られているし本編では
パトレイバーの活躍は皆無と言っても良いだろう
ただ総監督が押井守なのでうる星やつら2「ビューティフル・ドリーマー」や初期のパトレイバーOVAや
一連の押井監督作品が好きなら十分に楽しめる
内容となっている
演じる役者もアニメのキャラクターを実写化したらこうなるであろうとみんなが納得出来る人物ばかりだ
ヒロインで1号機操縦担当の泉野明(いずみの・あきら)
筆頭に1号機指揮者担当塩原佑馬(しのはら・ゆうま)
隊長の後藤田継次(ごうとうだ・けいじ)ロシアからの交換留学生として来日した2号指揮担当のカーシャも
第2小隊には絶対居るよなって思わせる容姿と
人物像になっている
たぶん彼女の立ち位置はアニメ版に登場していた
香貫花クランシーだろう
まあ実写版の方がより過激ではあるのだが他にもアル中の2号機操縦担当大田原勇(おおたわら・いさむ)や
パソコンヲタクで賭ケグルイなキャリア操縦御酒屋真司(みやき・しんじ)に
気は優しくて力持ちのキャリア担当山崎弘道(やまざき・ひろみち)よくもまあこれだけアニメのキャラに似合った役者を揃えたものだと感心しちゃったよマジで名前のかながアニメと違うのは実写版の隊員たちが3代目と言うこと
アニメや漫画を実写化する際について回るのが
どうやって観る者が納得するように俳優を選ぶのかが
問題だけどNEXTGENERATIONパトレイバーはけっこう頑張っているんじゃない
物語はテレビ版パトレイバーみたいにロボットが活躍するアニメと言う定ではなく初代OVAと同じロボットが
日常的に何かをすると言うのではなく
特車二課の面々の日常を描いていた
なのでイングラムが稼働する場面はごく少なく他のレイバーは1話で登場するのみだ
回によってはまったく動かないこともあるが
アクションシーンはそれなりにあるのし見せ方が
凝っているのもあって退屈することはまあ少ないだろう(たぶん)
改めてTHENEXTGENERATION・パトレイバーを観た感想はと言うと
これって画面サイズで感じる印象が全然違っていること
以前42インチのテレビで観たことがあるのだが
それなりに最後までは観ることが出来た・・・けど
面白い!かと問われればそうだ!と言い返せる自信はないそれが60インチで観たらこれメチャ面白い!
動く事がそもそも少ないイングラムでも一度動くと
実寸サイズなだけに動くと実物大だけあって
けっこうリアル感を感じることが出来る
4話のテロとのコンビニ内でのカーシャとテロリストとの銃撃戦も日本の映画ではかなりリアルに描かれている
元々押井監督って銃器に造形が深いし拘りもあるので
その辺が見ごたえある映像となっているのだろう
もしパトレイバーが好きで押井監督の作品が好きなら
HEHNEXTGENERATION・パトレイバーを
観ると言う選択肢は十分ありだと思う