海外の人ってサメの映画好きが多い！
古くはスピルバーグの傑作パニック映画
「ジョーズ」がある。
巨大なサメが人々を喰らうこの衝撃的な内容で
世界中を観る者を震撼さしめた傑作だ。
この作品もシリーズ化されたのだが回を追うごとに
チープさを増していく
これは如何に続編を作るのが難しと言うことを如実に
物語っていた。
だがしかし海外の映画人たちはそれに懲りず
イヤそれ以上におバカなサメ映画を数多く作ったのだ。
その一つが「シャークネイド」
巨大なトルネード（竜巻）が海から大量のサメを巻き上げ
更にトルネードの中にいるサメたちがまるで狙ったように街に降り注ぎ市民を襲う。
なすすべなくサメの餌食になる人達の中において
ただ一人勇敢に立ち向かい男がいた。
それが本編の主人公フィン・シェパードだ。
元、サーフィンのチャンピョンで銃の腕前もピカイチで車は勿論飛行機だってイヤ宇宙船だって操縦できし
運動能力はダイハードのブルース・ウィリスを思わせ
人情家で困っている人を見ると助けずにはいられない
史上最強のテンプレナイスガイ！
別れた妻と娘がピンチだと知るやサメが雨あられの如く
降り注ぐサンフランシスコへ赴き見事に助ける。
まるで２４のジャック・ライアンのごとくにだ。
彼がスーパーヒーローなら妻も同じぐらい強い！
２作目しょっぱなでサメに喰われた彼女は腕を改造し電ノコ化してサメたちをぶった切って行く
３作目ではトルネードは更に勢力を増し巻き上げられた
サメたちは宇宙まで（鯉の滝登りか）登り人々を襲う。
だがここでも我らのフュンは父
（元ＮＡＳＡのスペールシャトルのパイロットでＮＡＳＡの上層部とのパイプを持っている）のサポートで
スペースシャトルに乗りこれまた見事に
サメ達を葬って行った。
妻も強引に乗り込み（妊娠中でもあるのに）見事落下するサメのお腹の中で出産してしまう。
こう書くと「シャークネイド・シリーズ」は
Ｂ級おバカ映画だと思えるが（実際そうだが）
観ているとなんとも爽快感と胸アツが沸き上がって来る。
これはストーリーが単純で演出もワン・パターン化
されていてもちゃんと家族の絆をけっこう多く描写されているのが功をそうしているのだろう。
特撮もハリウッドのＡ級作品から比べればチープだけど
邦画に比べれば上と言うなんとも中途半端だが
これが良い作品として舵を切っていたのだろう。
シリーズは現在５作目まで作られているので
観る機会があれば難しいことは考えず頭を空っぽにして
観ることをお勧めするメチャ面白いんだから～
ワイは続きがＨｕｌｕで配信されたらまた観るつもり。
おしまい
