nekozamuraimk2’s diary

猫姫の日々の日常で起こったことを書いています

文才のない猫姫が語る映画やドラマの感想

「緊張感のないスパイ映画は如何なものだろう。」

 

Huluで劇場版「ジョーカーゲーム」を観た。

主演は妖怪人間ベムを演じた亀梨和也、彼が所属する

D機関の上官には飛んで埼玉で怪演を見せた伊勢谷友介

謎の女盗賊には深田恭子が演じていて

情報戦に重きを置かず隙あらばD機関を潰そうと

画策する帝国陸軍大佐には嶋田久作だ。

物語は降雨の中訓練中友を庇い上官を殺してしまい銃殺刑に処せられることとなる嘉藤次郎が済んでの所で

D機関のボス有機中佐に助けられ厳しい訓練を経て

情報員として政情不安な上海に赴き

アメリカが有する世界を揺るがす機密文書ブラックノートを奪取するため仲間と共に力を尽くす。

ジョーカーゲームは先にアニメ化され舞台化もされ

最後に劇場版として作られたスパイ映画だ。

作風としてはスパイ映画と言うよりアクションが

メインの作品だと言った方が良いかもしれない。亀梨の演技は安定だし若いから動きも良いし

何より如何にもスパイって感じの怪しい雰囲気が

漂っているのが良い感じw

ホント亀梨和也ってダークな雰囲気を演じさせたら

メチャ光る~マジ役者やのう~

伊勢谷友介も情報部の黒幕って感じがセリフや動きで表しているし短絡的な戦争バカを演じている嶋田久作も尺は短いけど帝国陸軍軍人を好演してるしただスパイ物にしては物語は捻りもなくストレートに進んで拷問もあるにはあるがちょっとだけだしそれも鞭で

ぴしゃ!っと打たれるだけだし爽快さは感じても

スパイ映画にある緊張感が余り感じられないのは

如何なものだろう。アメリカ大使館へ機密文書を

奪取する為潜入するのだがここでも緊張感はほぼない

更に深キョン演じるリンの存在が物語をスパイ映画から

遠ざけているように思えて仕方がない

もし彼女が二重スパイでD機関を窮地に落とし込むのならきっといい緊張感を観る者に与えてくれたころだろう。

そして亀梨に看取られながら死んでいくとか

だが残念ながら今作ではしっかり獲物は盗み取り

颯爽と去って行くってお前は峰不二子か!

これはネタバレになるんで言えないけど

これは意外だったと言う展開もあるだけに

ホント深キョン要らね~マジで

でも亀梨和也のファンでアクション映画が観たいのなら

一度は観ても良いんじゃない

 

 

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切れのあるアクションは良かったんだけどね~

おしまい