Huluで劇場版「妖怪人間ベム」を観た。
1968年にアニメ化され後に2011年に
テレビドラマ化され
2012年にテレビドラマの流れを汲む劇場版が
作られたのだ。
観た感想を言うと普通に面白かった。
今回は製薬会社が極秘に作った薬の影響で
怪物化してしまった女の子の母親との戦いを軸に
ドラマで交友が生まれた家族や友人との再会や
ベロの恋心などを上手に表現されていたし
また正義の心を持ち人を助けるために命がけで戦う
妖怪人間だが醜いが故に忌み嫌われ攻撃さえ受けてしまう彼らの悲哀もしっかり描かれていた。
ただ今回はファミリー向けなのかアニメで描かれていた
人が持つ闇の部分や救いようのない状況は
抑えられていたのはちょっと残念かな
演技に定評があるだけに違和感なく演じられていた。
特にベラを演じた杏はまるでアニメから抜け出したような印象を観る者に感じさせる。
また悲劇のヒロインである違法薬物で怪物になった母親は観月ありさが演じて娘を思う母親を演じていた。
あと作られたのが2012年にしては妖怪化した
ベム、ベラ、ベロの造形が見るからに着ぐるみっぽいのは
どうにかならなかったのでしょうか・・・
まあそんなに出番はなかったのが救いだろうか。
因みにだが2020年に妖怪人間ベラが9月に上映されるそうな。
おしまい