nekozamuraimk2’s diary

猫姫の日々の日常で起こったことを書いています

文才のない猫姫が語る映画やドラマの感想

Huluで「パパはわるものチャンピョン」を観た。

かつては人気レスラーとして活躍していた大村孝志は

膝の大けがが元でヒール(悪役)の覆面レスラーへと

転向を余儀なくされていた。

その名はゴキブリマスクとして・・・

人気レスラーの敵役として登場し、姑息な手を使って人気レスラーを苦しめ最後には敗北するストーリーで終わる。ただそれを小学生の息子は知らず

未だ自分の父親がどんな仕事をしているのか

知らずにいた。

そんな息子は自分のパパがどんな仕事をしているのかが知りたくて仕事場に向かうパパの車に忍び込む。

そして着いた場所で驚く光景を目にする。祥太は悪者としてリングの上で戦うパパを観てショックで

大好きなパパに「大嫌いだ!」と言い放ってしまう。

息子の言葉にショックを受ける父

大好きなパパが悪役レスラーと知り悩む祥太

果たして父は息子の気持ちに寄り添えるのか?

息子は父の悪役レスラーとしての立場を受け入れることが出来るのか?

ここからは観た感想を述べようかと思う。

予備知識なくコメディだと思って観たんだけど

いや~マジで面白かったわ。物語はド直球でも

どこかホッとする演出があちらこちらと散りばめている。親子で銭湯でふざけ合う所とか一緒にランニングを

している辺りとかも

ちろん小学校での友達とのやり取りなんかは

ちょっとしたいじめがあったり

クラスメイトの女の子が祥太の内(散髪屋)に

行って父親の職業を探るとかと言った

子供特有の無自覚な残酷さも表現されているのは

中々良いんじゃない。

甘いぜんざいを引き立たせるにはしょっぱ辛い漬物とか

塩昆布が必要不可欠なように・・・・・

物語終盤になって(ネタバレ回避)たぶんそうなるだろうなって思っていたらそう言う終わり方になってるのは

観ていて安心出来る。

物語はハートフルだけど父の職業はプロレスラーなので

プロレスの描写もしっかり描かれていた。

なんたって登場するレスラーは現役プロレスラーで

パパには新日本プロレス棚橋弘至

また劇中で現役チャンピョンを演じたのは

これまた新日本プロレスのオカダカズチカ

相棒のギンバエマスクには田口隆佑と選手の一人として

戦うのは真壁刀義言った新日本プロレスの面々が

多数出演しマットの上で戦っているのだから

手に汗握るプロレスシーンを堪能できる。

プロレスは殆ど知らないあたしでも身体が反応する程に

迫力を感じられたのだから

プロレスファンなら尚更画面に見入られるのは

想像にかたくないだろう。

レスラー以外の俳優も孝志の息子には天才子役寺田心

母親には木村佳乃また所属プロレス団体の社長には

寺脇康文、雑誌の編集長には大泉洋その部下でプロレスを熱く語る編集者ミチコには仲里依紗だ。

プロレスファンは勿論のことそれ以外の人にも

観て欲しい映画がそれが「パパは悪者チャンピオン」だ

 

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これはホームラン級の作品だった。

 

 

おしまい