昔々日本に怪獣ブームとやらがあった時代に
当時の社長がこれワンチャン行けるんでね?と
思ったかどうかは不明だがブームの尻馬にのって作った
ゆるキャラ系怪獣映画が「大怪獣ギララ」だ!
東宝系のゴ〇ラに代表されるような
社会問題もシリアスさも微塵もなく
ただたゆる~いストーリーは制作が1960年代だとしても子供なめてない?
物語の始まりは火星探検に向かう宇宙船AABガンマー号内から始まる
刑事かヤ○ザの鉄砲玉がお似合いの船長に妙にエロっぽい生物学者(女性)戦隊ものなら絶対黄色だと思わせる
通信使に病弱な医者と
これでホントに火星まで無事任務を遂行出来るのかと
観ているこっちは不安になっちゃう
案の定、医師は体調を崩し月の基地にへと
寄り道をする羽目に・・・
そしてそこには船長に想いをよせる女性通信使がいた
大怪獣ギララの物語は万事が行き当たりばったりで
まとまりと緊張感がまるでない
火星へ行くことが当初の目的だったはずなのに
謎の円盤の襲撃?もあっていつの間にやら地球へ
帰還することにあいなっていた
しかも謎の円盤は宇宙船AABガンマー号の火星へ向かうことには邪魔はするが攻撃は決してしない
じゃあ円盤の目的な何?しかもアストロボーイには武器が搭載されていなかった・・・
UFOが人類にとって初見なら武器がないのも
理解は出来るだがこの宇宙艇の前には
地球の同じ探査船が数隻が攻撃で
破壊されていたと言うのにだ
物語が進み地球へと帰還した宇宙船の乗組員は
宇宙で採取した謎の物体が入った容器を基地の内部に
保管するが保管された容器を溶かし謎の細胞は
ギララとなり基地施設のエネルギーを
吸収し巨大化してしまう大怪獣の名前はギララだが
どう言う経緯でネーミングとなったかは不明
ギララはあちらこちらのエネルギーを摂取しながら
た迎え撃つ自衛隊は安定の役立たず・・・
困った自衛隊はアメリカ軍に核使用を打診するもさすがに3度も核は落とせね~やと考えたアメリカ軍の
意向もあって計画はとん挫する
打つ手なしと思われ意気消沈する自衛隊もとい
防衛軍首脳だったが
しかしどう言う経緯で分かったのかは知らないけど
大怪獣ギララにはギララ二ウムが有効だと判明した
そしてギララ二ウムを液状化して戦闘機に搭載し
ギララに吹きかけるとあら不思議ギララは
もがき苦しみアワと化していく
元の姿にもだったギララ片をポットに入れロケットで宇宙に飛ばしジ・エンド
刑事かヤ○ザにしか見えない艇長と注意力が散漫すぎる
エロい宇宙生物学者に危機意識が欠如した日本宇宙局の
首脳人が引き越した喜劇だった観ることも出来るだろう
ギララのデザインは中々味があるし日本の誇る宇宙艇
アストロ・ボーイAABΓ号は今見ても
中々秀逸なデザインだからストーリーを東宝並みにとは
行かないが半分ぐらいシリアスにして
一発逆転ホームラン!的な面白い怪獣映画に
なったことだろう
更に宝田明なら優勝だ!
おしまい