nekozamuraimk2’s diary

猫姫の日々の日常で起こったことを書いています

文才のない猫姫が語る映画やドラマの感想

Huluで映画「ひみつのアッコちゃん」を観た

小学5年生の女の子が鏡の精からもらった

魔法のコンパクトを使って大活躍するコメディー作品

主演は美人な綾瀬はるか

物語をひっぱる若手(有能←ここ大事)社員尚人には

岡田将生が演じている

物語は友達と遊園地に遊びに来ていた加賀美あつ子が

ひょんなことから早瀬尚人と出会い彼の務める

化粧品会社で務めることとなる

この秘密のアッコちゃんは赤塚不二夫原作の

漫画で1968年にアニメ化され1987年には

ドラマ化もされ2012年に映画化された

今作では小5の女の子が大人の女性に変身し色んな

経験をへて成長する物語だ・・・と思っていたのだけど

実は大手化粧品会社の企業の乗っ取り騒ぎを描いている

一様尚人が開発した温度で色が変わる技術を

狙ってのことだけど物語に直接は関わってなし

まあまあ味付け程度だろう

なので綾瀬はるかそんなに活躍はしないし

ひいき目に観ていも尚人のサポートぐらいだろう

ファンなら色んな姿の綾瀬はるかが観られるので

評価も高くなるんだろうけど

魔法のコンパクトを使って色んな職業の女性に変身はするもののどれもが物語のキーパーソンにはなりえていない

じゃあ誰がキーパーソンかと言えばやたらと出て来て

アッコと絡む警備員だったりする

さらに企業乗っ取りを企む悪役に鹿賀丈史

演じているのだが登場が終盤なので余り印象に残らない

物語が描きたかったのは企業乗っ取りを企む悪漢との

攻防なのかアッコと尚人のラブロマンスなのかが

分からなくなっているので方向性がブレブレ

更に最後がよろしくない!!

事件がが終わってアッコに想いを

告げる尚人はキスまで迫る

まあ当の本人(尚人)は相手(アッコ)が大人の女性だと思っているのでここは問題ない

なんとかキスをされることを防いで去っていくアッコ

あぁ~これでエンドロールを無事に迎えるかと思ったら

物語が終わって10年以上月日が経ち小学5年生だった

アッコも大学を卒業して就活の為小5の時に魔法を使って

働いていた化粧品会社の面接に赴く

そこには尚人面接官の一人として座っていた・・・

えっ!何この最後はこの展開だと加賀美あつ子は

あの時点で尚人に恋をしていたことになるんだけど

いやいや幾らイケメンの男だとしても小学5年生の女の子が成人するまで想いをよせるなんて漫画でも

あり得ないって

あの時点から10年かそれ以上経っていて

尚人だって彼女もいるだろうし結婚して家庭を持っていたとしても全然不思議じゃない

こんな余計なエピローグなんて作らなかったら

面白いファンタステックコメディー映画になったのにな~

蛇足ながらこの映画には吹石一恵もたいまさこ

香川照之、ドランク・ドラゴンの塚地武雅が出ているのは

地味に豪華なんだけどな~

まあ総じて彼らがゲスト扱いなので目だった活躍が

ないのはなんか勿体ないな~

 

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ラストが気色悪いと思った映画だった(;´・ω・)