あらすじ
西願寺の一人息子でカメラが大好きな高校生のヒロキは
近くの女子高が見える高台へ放課後になると
ショパンの「別れの曲」をピアに演奏している少女を
さびしんぼうと名付けファインダー越しに追っていた
名前も知らない彼女を観ていたヒロキの前に
ある日ピエロのような恰好をしたさびしんぼうと
名乗る謎の女の子が現れたその女の子や同級生らに
振り回されながらもヒロキは名前も知らない少女に
想いを告げようとするのだが・・・物語は最初コメディータッチで進んでいくヒロキを含めた3人組で理科室ですき焼きを作ったり校長のペット(九官鳥)にたんたんたぬきのき×××は~の歌を教えたり
しかし物語が中盤になりヒロキがショパンを弾く少女
(百合子)に想いを告げようとする辺りからがぜん
面白くなって来る不器用ながら想いを告げるヒロキだが
彼女は拒絶をしてしまう失意の中家に帰るヒロキに
無情の雨が降るびしょ濡れで家に着いたヒロキの前に
さびしんぼうが濡れて立っていた・・・
濡れると死ぬと言うさびしんぼうはどうなるのか?
そしてさびしんぼうの正体は?
謎は謎を呼び感動のラストへと突き進んでいくのだった(マジ?)(^▽^;)
物語の始まりから終盤近くまで
セピア調の画面が続いて最後の方で色調が戻るのだが
これはもしかしてストーリーは全てヒロキの子供の頃の
記憶の中を描いているのかもしれない
過去を描くのならセピア色もありおりのありだし
劇中の最初の方でヒロキが言った
いつも勉強しろとガミガミ言う母も
何を考えているのか分からず毎日木魚を叩いている父にも
それぞれの青春があったのだと分からせる展開は
中々グッド!👍
そしてラストはそうなるか~って言う結末が
待っていたのだった~(*´▽`*)μ
あと絶対こんな高校生いるよね~って思わせる
大林組の常連である