nekozamuraimk2’s diary

猫姫の日々の日常で起こったことを書いています

尾道三部作の最後「さびしんぼう」を観た

さて今回は尾道三部作の最後を飾る「さびしんぼう

あらすじ

西願寺の一人息子でカメラが大好きな高校生のヒロキは

近くの女子高が見える高台へ放課後になると

ショパンの「別れの曲」をピアに演奏している少女を

さびしんぼうと名付けファインダー越しに追っていた

名前も知らない彼女を観ていたヒロキの前に

ある日ピエロのような恰好をしたさびしんぼう

名乗る謎の女の子が現れたその女の子や同級生らに

振り回されながらもヒロキは名前も知らない少女に

想いを告げようとするのだが・・・物語は最初コメディータッチで進んでいくヒロキを含めた3人組で理科室ですき焼きを作ったり校長のペット(九官鳥)にたんたんたぬきのき×××は~の歌を教えたり

しかし物語が中盤になりヒロキがショパンを弾く少女

(百合子)に想いを告げようとする辺りからがぜん

面白くなって来る不器用ながら想いを告げるヒロキだが

彼女は拒絶をしてしまう失意の中家に帰るヒロキに

無情の雨が降るびしょ濡れで家に着いたヒロキの前に

さびしんぼうが濡れて立っていた・・・

濡れると死ぬと言うさびしんぼうはどうなるのか?

そしてさびしんぼうの正体は?

謎は謎を呼び感動のラストへと突き進んでいくのだった(マジ?)(^▽^;)

 

物語の始まりから終盤近くまで

セピア調の画面が続いて最後の方で色調が戻るのだが

これはもしかしてストーリーは全てヒロキの子供の頃の

記憶の中を描いているのかもしれない

過去を描くのならセピア色もありおりのありだし

劇中の最初の方でヒロキが言った

いつも勉強しろとガミガミ言う母も

何を考えているのか分からず毎日木魚を叩いている父にも

それぞれの青春があったのだと分からせる展開は

中々グッド!👍

そしてラストはそうなるか~って言う結末が

待っていたのだった~(*´▽`*)μ

 

あと絶対こんな高校生いるよね~って思わせる

尾美としのりや可憐すぎる富田靖子

大林組の常連である

岸辺一徳樹木希林の演技は一見の価値あり!

 

 

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可憐だ~(⋈◍>◡<◍)。✧♡